お宮参りのマナー

お宮参りで気を付けたいこと

お宮参りはどこの神社で行うのが望ましいのか

お宮参りはどこの神社で行うのが望ましいのか お宮参りは基本的には氏神様が祀られている神社におこないます。
お宮参りは初宮参りともいい、誕生した子供が初めてお参りする行事で、本来の意味は氏神様に新しく氏子になったことを報告し誕生を感謝するための儀式です。
ただし現在は本来の意味である氏子入りの報告は薄れてきており、子供の健やかな成長を祈るための行事に変わってきています。
このため氏神様に限らず地域や名の知れた神社に参拝する家庭が増えています。
お宮参りの時期は地域によって違います。
大体生後1か月前後の天候の良い日を選んでおこなわれますが、厳格に決まっているわけではないので、冬に誕生した子供は温かくなってから、また食事会を予定している場合は家族の都合で日程が決まることもあります。
参加者については昔は子供と父親、父方の祖父母でしたが、現在では子供と両親、両家の祖父母が参加するのが一般的です。
祖父母が参加できない場合は両親だけでおこなうこともあります。

お宮参りの初穂料は誰がどのくらいの金額を支払う?

お宮参りの初穂料は誰がどのくらいの金額を支払う? お宮参りで神社に参拝して祝詞をあげてもらう際は、謝礼として初穂料(玉串料)を支払うことになりますが、この謝礼は父方の祖父母が負担するのが伝統となっています。
これは、お宮参りがもともと父方の母親が赤ちゃんを抱いてお参りするのが習わしだったためです。
一方の母方の祖父母は晴れ着の費用を負担するのが一般的でしたが、お宮参りにかかる費用は誰が負担しても構いません。
そのため、神社に支払う謝礼を母方の祖父母が負担しても問題ありませんし、近年は赤ちゃんの両親が負担するケースも増えています。
また、具体的な金額についてですが、一般的には5,000円から10,000円が相場です。
ただし、近年はあらかじめ金額を設定している神社も増えています。
ホームページなどに具体的な金額が掲載されていることもありますが、電話で問い合わせれば教えてもらえる場合もあるので、事前に問い合わせておくことをおすすめします。
なお、問い合わせる際は、はっきりとお宮参りの初穂料がいくらなのか尋ねるようにしましょう。